茨城県自然博物館

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更新日:
 2015年1月3日



◎茨城県自然博物館(2014年7月13日)
 茨城県が運営している博物館で、1994年11月13日にオープンしました。「過去に学び、現在を識り、未来を測る」を基本理念に掲げて、それまで日本になかったような新しいタイプの博物館を目指して作られました。
 入口を入ってすぐに目に付くのが、巨大なマンモスと恐竜の骨格化石です。レプリカですが、非常に大きく、迫力があります。マンモスは、中国の内モンゴル自治区で産出された松花江(しょうかこう)マンモスという種類で、体長9m、高さは5mです。
 マンモスからちょっと進んだ先に展示されている恐竜はヌオエロサウルスで、体長26m、高さは10m近くあります。こちらも、中国の内モンゴル自治区で産出されたものです。ヌオエロサウルスは、吹き抜けを利用して展示されています。博物館の入り口は2階なので、1階に下りてみないと全体像がわかりません。
 ヌオエロサウルスの横には、巨大なメタセコイアが立っています。高さが28.7mもあり、そのうち12.5mが展示されているそうです。入口から入って、いきなり見える、これらの3つが、茨城県自然博物館のシンボルだそうです。
 茨城県自然博物館は、地球の生い立ちや自然の仕組みについてわかりやすく展示しています。「46億年の時と空間の旅人」となって、宇宙の進化と地球の生いたち、自然と生命の不思議な営みについて展開するストーリー性のある展示を5つの展示室で展開しているため、飽きずに見ていくことができます。
 第1展示室は「進化する宇宙」と名づけられ、宇宙のしくみや太陽と太陽系のしくみ、成り立ちなどが展示されています。
 第2展示室は「地球の生い立ち」と名付けられ、地球環境の歴史、鉱物の歴史など、地球の生物構成物の進化と移り変わりをジオラマなどで展示しています。奥には恐竜がズラリと並んでいます。
 第3展示室は「自然のしくみ」です。森林の生態系がジオラマで展示されており、森の中や水の中、土の中でたくましく生きている生物たちの姿を観察することができます。
 第4展示室は「生命のしくみ」です。顕微鏡でしか見ることのできない神秘にあふれた生命のメカニズムを学ぶことができます。巨大なDNAのらせんには驚くことでしょう。
 第5展示室は「人間と環境」と名付けられ、人間生活と地球環境の関わりを通して、その大切さを再確認するような展示が並んでいます。
 茨城県自然博物館は、ミュージアムパークと併記されており、ただの博物館ではありません。博物館の敷地には雑木林、谷津田、沼など里山的環境を合わせ持つ15.8ha(東京ドームの約3.5倍)に及ぶ広大な野外施設があり、正に公園として気軽に自然に触れられる施設があります。起伏に富んだ地形を利用して、湿地帯あり、体験施設あり、水遊び場ありの公園です。公園に入るだけでも入場料が必要なのですが、公園だけなら茨城県自然博物館よりも、かなり安い料金で入ることができます。



     先に見えるのが入口です。



     手前にあるのが、石でできた看板です。



     入口の上にも看板があります。



     巨大なマンモスが出迎えてくれます。



     高さ10mのヌオエロサウルスです。隣はメタセコイアです。



     メタセコイアを1階から見上げると、こんな感じです。

・ミュージアムパーク 茨城県自然博物館
 住所:茨城県坂東市大崎700
 電話:0297-38-2000
 営業時間:9:00〜16:30
 定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
 料金:大人(高校生以上):500円
 駐車場:有(無料、約1、000台)
 アクセス:常磐自動車道谷和原ICから 20分