箱根湿生花園

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更新日:
 2014年11月13日



◎箱根湿生花園(はこねしっせいかえん)(2014年11月3日)
 箱根湿生花園は、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にある植物園で、湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園です。1976年、仙石原の湿原を知ってもらうため、また、湿原環境保護の見地から設けられた施設です。売店や喫茶のほか、展示室といった施設も付帯した日本で初めての湿生植物園です。
 ここは昔、仙石原湖という大きな湖がありましたが、約2万2千年前に神山が噴火し、上流側の先芦ノ湖(せんあしのこ:昔の芦ノ湖)と下流側の仙石原湖の2つの湖に分かれました。この時できた先芦ノ湖は、その後、約3千年前の神山の崩壊によって現在の姿になりました。一方、仙石原湖の方はだんだん水が少なくなり、湿原になりました。
 そのような湿原に育つ植物を中心に紹介する施設が箱根湿生花園です。園内には低地から高山まで、日本の各地に点在している湿地帯の植物200種のほか、草原や林、高山植物1100種が集められています。その他にも珍しい外国の山草も含め、約1700種の植物が四季折々に花を咲かせています。園路は低地から高山へ初期の湿原から発達した湿原へと順に植物を見て回るようになっています。













・箱根湿生花園
 住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
 電話:0460-84-7293
 営業時間:9時〜17時
 定休日:
 料金:大人:700円、小学生:400円
 駐車場:有(無料、100台)
 アクセス:強羅駅から「湿生花園」行きバスで約30分