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更新日:
2018年6月13日
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◎富山城址公園(2018年6月30日)
富山城趾公園とは、富山県富山市丸の内にあった富山城の跡地を公園として整備したものです。もともとあった建物はほとんど解体されてしまい、当時のまま残っているのは、1849年(嘉永2年)に建てられた千歳御門(ちとせごもん)のみです。千歳御門は当初、埋門(うずみもん)と呼ばれていた富山城の正面の門です。2008年(平成20年)10月29日に富山市指定文化財に指定されています。赤胴色の瓦と木造の大きな扉が特徴です。
富山城は、富山を流れる神通川の水を城の周りに引き、城の防御に利用していました。このため城は水に浮いたように見え、別名「浮城(うきしろ)」と呼ばれていました。一説には富山城には天守はなかったと言われています。
公園内には、外から3F建てに見えて内部は4F建てになっている「3重4層」の城郭があります。この建物は、富山の歴史に関わる品を展示する「富山市郷土博物館」です。富山市郷土博物館は1954年(昭和29年)に戦災復興事業の完了を機に開催された、富山産業大博覧会の記念建築物として建設されました。それ以来、半世紀にわたって郷土の歴史、文化を紹介する博物館として活動を行ってきました。建設から50年目にあたる2004年(平成16年)には、富山市のシンボルとして、戦災復興期を代表する建築物として、国の登録有形文化財に登録されました。
このほか、公園内には、富山県出身の実業家で茶人、佐藤助九郎(さとう・すけくろう)が寄贈した古美術品が展示された「佐藤記念美術館」があります。
富山城は1543年(天文12年)頃に越中東部の新川郡への進出をもくろむ神保長職(じんぼう・ながもと)が、椎名氏の支配地であった神通川東岸の安住郷に家臣の水越勝重(みずこし・かつしげ)に命じて築城したとされています。しかし最近の発掘調査により、室町時代前期の遺構が発見され、創建時期はさらにさかのぼると考えられています。
・千歳御門










・富山城址公園
住所:富山県富山市本丸1
電話:076-443-2111(富山市公園緑地課)
営業時間:郷土博物館は9時〜17時
定休日:無
料金:無
駐車場:地下駐車場、101台
アクセス:JR、富山駅から徒歩約10分
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