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更新日:
2021年6月6日
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◎火産霊(ほむすび)神社(2021年6月6日)
「火産霊(ほむすび)神社」は、JR、福井駅の南東約350mの場所に鎮座している神社です。福井市の中心部であり、周囲は商店や住宅に囲まれています。
創建は慶長6年(1601年)で、結城秀康が福井(北の庄城)移封の際、結城城(茨城県結城市)在城時代に崇敬していた遠州秋葉神社(静岡県浜松市天竜区春野町領家)の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。このため当初は秋葉神社と称されており、豊島下町にありました。
それ以来、歴代福井藩(藩庁:福井城)の藩主、松平家の祈願所として庇護され、領内唯一の防火の神として広く信仰されてきました。このため市民からは「秋葉さん」と呼ばれ、親しまれていました。
ところが1872年(明治5年)に現在の「火産霊神社」に改称しました。1890年(明治23年)には、旧社地が手狭になったため隣地を買収し、豊島下町から地籍手寄中町に遷座しました。そして1928年(昭和3年)11月13日、幣常神饅料供進社に指定されました。
1945年(昭和20年)には戦災、1948年(昭和23年)には震災を受けましたが、1953年(昭和28年)に一間社春日造、銅板葺きの本殿が改築されました。さらに1963年(昭和38年)には木造平屋建て入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行6間、正面1間唐破風向拝付きの拝殿が造られました。1976年(昭和51年)10月には神楽殿が改築されました。
御神体は太平洋戦争時、宮司が出征したため留守を守った御夫人の手によって戦禍の中をくぐりぬけて現在に伝わっており、20年ごとに御開扉が行われています。
入口には「旧秋葉神社 火産霊神社」と記された社号標と明神鳥居が立っています。北に向かって参道を進むと境内の入口には、この地域には珍しい岩狛と構えの一対の狛犬が居ます。境内正面には唐破風付き入母屋造りの拝殿と、奥のガラス覆いの中に本殿が建立されています。






・火産霊(ほむすび)神社
住所:福井県福井市手寄1-19-19
アクセス:JR,福井駅から徒歩約7分
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