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更新日:
2021年6月6日
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◎丸岡城(2021年4月30日)
丸岡城(まるおかじょう)は、福井県坂井市にあったお城です。戦国時代の天正4年(1576年)に一向一揆への備えとして織田信長の命を受けた柴田勝家が、甥の勝豊に築城させた平山城です。
現在は天守閣の一郭を残すのみですが、外観は二層、内部は三階の独立式望楼型天守です。この天守は、入母屋造りの屋形に回縁勾欄付きの望楼を乗せた初期天守の形式を伝えており、城郭建築史上の重要な遺構とされており、1950年(昭和25年)に文化財保護法(新法)によって国の重要文化財に指定されています。
丸岡城を支える石垣は「野づら積み」という古い方式で、すき間が多く粗雑な印象ながら排水がよく大雨に崩れる心配がないといわれています。
福井県坂井市教育委員会の調査で江戸期の寛永年間(1624年〜1644年)に建造されたことが判明し、同委員会が2019年3月26日に発表されました。現在の天守は、1948年(昭和23年)の福井地震によって倒壊した後、1955年(昭和30年)に部材を70%以上再利用して組み直して修復再建されたものです。この時、最上階の窓の造りが引き戸から突き上げ窓(蔀戸)に改変されています。
丸岡城は別名「霞ヶ城」と呼ばれます。この「霞ヶ城」の名の由来は、合戦時に大蛇が現れて霞を吹き、城を隠したという伝説によるものだそうです。園内には400本のソメイヨシノが植えられ、日本のさくら名所100選に認定されており、4月には城下で丸岡城桜まつりが行われます。





・丸岡城
住所:福井県坂井市丸岡町霞町1-59
電話:0776-66-0303
営業時間:8:30〜17:00
定休日:無
料金:大人450円、小中学生150円
駐車場:150台
アクセス:JR、福井駅からバスで45分
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