眼鏡橋

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更新日:
 2020年12月13日




◎眼鏡橋(2020年11月25日)
 福井県坂井市、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅である三国港駅近くにある跨線橋が眼鏡橋(めがねばし)です。眼鏡橋は鉄道単線を跨ぐ斜橋で、スパンドレルと覆工側壁を石積とした煉瓦造単アーチ橋です。とりわけ、煉瓦小口4枚厚の斜架、いわゆる「ねじりまんぽ」(アーチ端部が鋸歯状)という独特のスタイルで、アーチ端部を鋸歯状の段差仕上げとするのが特徴です。
 これは、線路と橋が斜めに交差するため、京都の蹴上などでも見ることができる「ねじりまんぽ」スタイルとなったものです。橋の上部から覗きこむと、斜角右60度という特徴的な意匠がよくわかります。「ねじりまんぽ」は、明治初期から大正初期まで、関西を中心に築かれたレンガ建築の様式で、確認されているのは29ヶ所だそうです。ちなみに福井県下では、この眼鏡橋のみです。
 大正2年(1913年)築で国の登録有形文化財になっています。大正2年に鉄道院が三国線を三国港荷扱所まで三国駅の構内扱いで延伸する際に完成したものです。



・眼鏡橋
 住所:福井県坂井市三国町宿
 アクセス:えちぜん鉄道三国港駅からすぐ