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更新日:
2015年12月26日
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◎縣神社(あがたじんじゃ)(2015年12月15日)
縣神社(あがたじんじゃ)は、京都府宇治市宇治蓮華にある神社です。平等院のすぐ南にある神社で、御祭神は「木花開耶姫命(このはなさくやひめ)」です。
木花開耶命は古事記の「天孫降臨」の話の中に出てきます。太陽神である天照大神の孫にあたるニニギノミコトが天照大神に命ぜられ、国を治めるために天から降臨し、その時、1人の美女をご覧になり、その娘を妃にしました。すると姫命は一夜にして子供を授かったので、ニニギノミコトは「私の子ではないのではないか?」と疑いました。姫命は、「天神の御子なら、たとえ火の中でも無事に産めるでしょう」と、産室に火をつけ、その中で無事に子を産みました。このような伝説から、家運隆盛、結婚、良縁、安産の守護神と敬われています。
「縣(あがた)」とは大化改新以前に皇室が直轄した領地、あるいは大化の改新以前、大和政権が地方の豪族を支配下に置き、首長を「縣主(あがたぬし)」としたことから、これらをもとに古代から存在している古社であると考えられているそうです。
神代以来、宇治の地の守護神であったとのことで、1052年(永承7年)に時の関白、藤原頼道が平等院を建立する際、平等院の総鎮守となり、藤原氏の繁栄を祈誓したそうです。
縣神社では毎年6月5日に「暗夜の奇祭」と呼ばれて有名な「縣祭」が行われます。昼頃から通りに露店が立ち並び、10万人を超える人出で賑わうそうです。祭りのクライマックスとなる「梵天渡御」は6月5日の深夜、周囲の明かりが消された中で行われるそうです。






・縣神社(あがたじんじゃ)
住所:京都府宇治市宇治蓮華72
電話:0774-21-3014
定休日:無
料金:無
駐車場:無
アクセス:JR、宇治駅から徒歩約10分
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