京都タワー

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

海外事情 

海外のホテル 

雑学 

リンク 


更新日:
 2021年6月6日




◎京都タワー(2021年5月11日)
 京都タワー(きょうとタワー)は、京都府京都市下京区にある塔です。2021年5月現在、京阪グループの京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社が運営しています。京都駅烏丸中央口前に大きく聳え立っており、台座となっている京都タワービルを含めた高さは131mで、京都市内では最も高い建造物です。台座のビルにはホテルや名店街が入居しており、タワー上層部には楕円形の展望台(地上100mの高さ)があり、京都市内ばかりか、天気の良い日には大阪市街を望むこともできるそうです。
 1953年(昭和28年)、京都駅北側の土地に建っていた京都中央郵便局が移転することが決まり、移転後の跡地の活用が検討されていました。当初は屋上に展望台などを作る程度は検討されていたものの、巨大なタワーを建てる事は想定していなかったそうですが、山田守(建築家)の設計管理および京都大学工学部建築学教室、棚橋諒教授の構造設計によってタワーが建造されることになったそうです。この時、単なる鉄骨による無骨なタワーでは京都の表玄関には相応しくないとして、白い円筒状の優雅なデザインが採用されたそうです。
 1963年(昭和38年)2月7日の地鎮祭後、京都タワービルは1963年(昭和38年)8月13日に立柱式、翌1964年(昭和39年)8月31日に開館し、タワーは1964年(昭和39年)2月3日に立柱式、1964年(昭和39年)12月28日に開業しました。
 その構造は、鉄骨を一切使わず、厚さ12ミリメートルから22ミリメートルの特殊鋼板シリンダーを溶接で繋ぎ合わせ、円筒型の塔身を作ったもの(モノコック構造)で、タワー外部に仮設タワーとクレーンを設け、引き上げを行い建設したそうです。工期は約1年10ヶ月、総工費は38億6400万円だったそうです。タワーの姿は、市内の町家の瓦葺きを波に見立て、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたものだそうです。
 タワー部の外観はミルキーホワイト色を基調とし、展望台およびその上部の一部分に赤色が用いられています。外観の塗装色については法規制があり、白と赤が用いられています。地上高60メートルを越える建造物に該当するため、高輝度航空障害灯を設けない場合は紅白縞模様(鉄塔や煙突と同じ)とする必要があるためです。
 2004年(平成16年)12月には、開業40周年を記念してマスコットキャラクター「たわわちゃん」が誕生しました。
 さらに京都タワービルは、2017年4月14日から地下1階から地上2階までの商業施設が「KYOTO TOWER SANDO(京都タワーサンド)」という名称に変更されてリニューアルオープンしました。「サンド」の名前は、「参道」にちなんでいるそうです。





・京都タワー
 住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下る 東塩小路町721-1
 営業時間:11:00〜19:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、京都駅、中央口より徒歩約2分