建勲神社(たけいさおじんじゃ)

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更新日:
 2021年6月6日




◎建勲神社(たけいさおじんじゃ)(2021年4月11日)
 建勲神社(たけいさおじんじゃ)は、京都市北区の船岡山の中腹にある神社です。織田信長を主祭神とし、子の織田信忠を配祀しています。正しくは「たけいさおじんじゃ」と読みますが、一般には「けんくんじんじゃ」と呼ばれ、「建勲(けんくん)さん」と通称されています。旧称は「健織田社(たけしおりたのやしろ)」、「建勲社(たけいさおしゃ)」です。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社の1つです。
 1869年(明治2年)11月8日、「日本が外国に侵略されなかったのは、天下統一をめざして日本を一つにまとめた信長のおかげ」として、戦国時代を天下統一、朝儀復興などを進めた織田信長を賛えるための健織田社(たけしおりたのやしろ)の創建が明治天皇により決定されました。翌1870年(明治3年)10月17日、「建勲」の神号を賜り、信長の子孫で天童藩知事、織田信敏の東京の邸内と織田家旧領地の山形県天童市に建勲社が造営されました。
 船岡山は平安京の四神相応の玄武に位置し、完成しなかったとはいえ豊臣秀吉によって信長の廟所、天正寺の境内地と定められた場所でした。その船岡山に神社を移すことになり、1880年(明治13年)9月、社殿が竣工して東京より遷座しました。なお、当時は現在の表参道を少し登ったところにある「大平和敬神」の石碑が建っている場所に本殿があったそうです。
 その後、1881年(明治14年)に織田信忠が合祀されました。さらに1910年(明治43年)に社殿が現在の山頂部分に移建されました。戦後、近代社格制度の廃止に伴い神社本庁の別表神社となりましたが、2019年(令和元年)に神社本庁から離脱しました。
 祭神、織田信長の業績にちなみ、国家安泰、難局突破、大願成就の神社とされています。高台にある境内からは特に大文字山、比叡山方面の眺望が良いそうです。また、大鳥居は京都府内最大の白木の鳥居です。

・建勲神社(たけいさおじんじゃ)
 住所:京都府京都市北区紫野北舟岡町49
 電話:075-451-0170
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:京都市バス、建勲神社前、または、船岡山、バス停より徒歩約9分