笶原神社(やはらじんじゃ)

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更新日:
 2021年6月6日




◎笶原神社(やはらじんじゃ)(2021年4月11日)
 笶原神社(やはらじんじゃ)は、京都府舞鶴市紺屋にある神社です。「笶」の字は「笑」ではないので「笑原(えばら)」ではありません。「笶」とは、「弓の弦にかけて射る武器。両端に羽と鏃をつける。」などの意味をもつ漢字で、異体字「矢」と同じです。
 927年(延長5年)にまとめられた延喜式の巻九、十の神名帳に記載されている神社とのことで、創立年月日は明確ではないものの、天平勝宝元年(749年)頃、創設されたと考えられているそうです。
 慶長年間には、領主であった細川氏の信奉を受けて再建されるなど、城下の崇敬を受けた大社だったそうです。その後、江戸時代、1668年(寛文8年)に京都所司代等を務めた牧野親成が領主となる以前までは、地元の人々の崇敬を受けていたようですが、その後は衰退し、僅かに小社を残すだけになってしまいました。
 その後も地元の祭事には儀式が行われていたようですが、明治維新後は祭事も中絶してしまったそうです。











・笶原神社(やはらじんじゃ)
 住所:京都府舞鶴市紺屋29
 アクセス:JR、舞鶴線、京都丹後鉄道、宮津線、西舞鶴駅より徒歩約14分