生田神社(いくたじんじゃ)

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更新日:
 2018年6月26日




◎生田神社(いくたじんじゃ)(2018年6月11日)
 生田神社(いくたじんじゃ)は、兵庫県神戸市中央区下山手通にある神社です。日本書紀に3世紀頃創建と記載されているそうです。当初は、現在地よりも北の砂山(いさごやま、新神戸駅の奥にある布引山)に鎮座していたそうです。しかし799年(延暦18年)4月9日に布引の渓流が氾濫し、砂山西端が崩壊し、社殿が傾斜する被害が起きたそうです。この時、生田村の刀禰七太夫という人が御神体を背負って7〜8日間、鎮座地を探し巡ったそうです。そして生田の森に来た時、突然、背負っていた御神体が重くなって、それ以上、歩けなくなったそうです。そこで、これは御神意であろうと考え、その場所安置したのが、現在地だそうです。
 当時は、現在の神戸市中央区の一帯が社領だったそうです。また、平城天皇の806年(大同元年)に朝廷から生田神社に仕える家(世話をする家、守る家)が指定され、それは「神戸(かんべ)」と呼ばれ、44戸があったそうです。この「かんべ」が「こんべ」となり、さらに「こうべ」と呼ばれるようになったそうです。
 生田神社の境内北側には鎮守の森が広がっており「生田の森」として親しまれています。799年(延暦18年)の大洪水の際、当時の社の周囲には松の木が植えられていたそうですが、全く洪水を防ぐ役割を果たしませんでした。このため松の木は嫌われ、現在でも生田の森には松の木は1本も植えられていません。また、正月飾りは門松ではなく、「杉盛(すぎもり)」と呼ばれる杉野の木を使った飾りが使われています。さらに、能舞台の鏡板にも杉の絵が描かれているそうです。
 また、201年(神功元年)に仲哀天皇の皇后である「神功皇后(じんぐうこうごう)」が戦に向かう時、現在の神戸市、生田の森で休憩された際に地元の人が「鉾の先に魚のすり身を巻いて手焼きしたもの」を献上したという伝説があるそうです。これが、現在のかまぼこの原型だとして、兵庫県蒲鉾組合連合会が生田神社境内の生田の杜に、「かまぼこの発祥の地」とする碑を2015年(平成27年)11月15日に建てています。



























・戸隠神社



・蛭子神社





・稲荷神社



・生田森坐社



・生田の森







・楠の神木



・包丁塚



・生田神社(いくたじんじゃ)
 住所:兵庫県神戸市中央区下山手通1-2-1
 電話:078-321-3851
 営業時間:7:00〜17:00
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:有
 アクセス:JR、三ノ宮駅から徒歩約10分