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更新日:
2018年6月26日
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◎北野天満神社(2018年6月11日)
北野天満神社(てんまんじんじゃ)は、兵庫県神戸市中央区北野町に鎮座し、学問の神様で親しまれている菅原道真公をお祀りしている神社です。神戸市の北野町は1868年1月1日(慶応3年12月7日)に神戸港が開港した後、外国人の居留地となり、現在でも当時の建物が残っている北野異人館街と呼ばれる有名な観光地です。この一帯は山裾であり、北野天満神社は異人館が立ち並ぶエリアよりも高い場所にあるため、異人館街から神戸港まで見渡すことができ、「天空の神社」とも呼ばれるそうです。
1180年(治承4年)6月、平清盛が京都から神戸に都を移し、「福原の都」を造る際、平清盛の命を受けた大納言邦綱が禁裡守護・鬼門鎮護の神として、京都の北野天満宮を勧請して社殿を造営し、僧、信海に管理させたのが北野天満神社の始まりだそうです。北野天満神社が造られたことによって、この地域が「北野」と呼ばれるようになったそうです。
その後、南北朝の動乱期の湊川の戦いや、応仁の乱にかかわる兵庫の津焼きうちなどでも被害を受け、幾度か衰退の憂き目を見たそうです。戦国末期には、中国の毛利氏と結んだ荒木村重配下の花隈城に近かったため、織田信長の命で花隈城を攻めた池田氏がすぐそばに陣を敷き、北野天満神社も激戦に巻き込まれたそうです。
江戸時代になると、北野天満神社は北野村の鎮守として崇敬され、正保・享保・文化年間には、本殿や拝殿、神饌所が建設されました。拝殿は1742年(寛保2年)に建立されたもので、現在では神戸市の重要伝統的建造物に指定されています。
・石造りの鳥居



・拝殿

・本殿

・叶い鯉
本来は手水でしたが、鯉に水をかけて祈願すると願いが叶うと信じられ、水を「鯉」にかけるところから、「恋」にかける、つまり恋愛成就の御利益を授かると言われています。



・御神牛

・願掛け所


・天高稲荷神社


・薬照大明神




・西隣には風見鶏の館があります。




・北野天満神社(きたのてんまんじんじゃ)
住所:兵庫県神戸市中央区北野町3-12
電話:078-221-2139
定休日:無
料金:無
アクセス:新神戸駅より徒歩約15分
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