神戸ポートタワー

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更新日:
 2018年6月26日




◎神戸ポートタワー(2018年6月11日)
 神戸ポートタワーは、兵庫県神戸市の神戸港、中突堤の袂に建つタワーです。神戸港振興協会の初代会長であり、第12代神戸市長であった原口忠次郎氏(1949年(昭和24年)11月30日から1969年(昭和44年)11月19日まで5期20年、神戸市長を務めました。)が1959年(昭和34年)にオランダのロッテルダム港を視察した時、港の全景を一望できる展望タワー「ユーロマスト(Euromast)」に感銘を受け、「是非、神戸にもこれに勝る魅力あるタワーを建て、訪れる人に繁栄する神戸港を見てもらいたい」と考え、建設計画が進められました。
 そして1962年(昭和37年)8月、神戸港の開港90周年を記念する事業として工事がスタートしました。施工は大林組が行いました。そして翌1963年(昭和38年)年11月に世界でも類を見ないユニークなデザインの神戸ポートタワーが完成しました。構造的に非常に優れた世界初の「パイプ構造」による優美な2次曲線断面を持つ「つづみ型」のデザインで、中程にくびれのある形状から「鉄塔の美女」とも呼ばれました。
 総工費は約4億5千万円で、タワーとしては全国で初めてとなる「溢光照明」による夜間ライトアップが行われました。全高108mの塔頂部周囲に「PORT OF KOBE」のネオンサインを配し、名実ともに昼夜を通じて港街「神戸」のランドマークとして愛されるようになりました。その後、1980年代にメリケンパークの造成によって東岸が、1990年代には中突堤中央ターミナル造成によって西岸がそれぞれ埋め立てられた結果、現在は埠頭上には位置していません。
 2009年12月から2010年3月にかけて建設以来の大規模な改修工事が行われました。総事業費は約3億3,000万円で、17年振りの鉄塔の塗装の塗り直しをはじめ、7,040個のLEDの使用による新たなライトアップや展望室のリニューアル(1階床の一部ガラス化および、5階天井に光ファイバーを使用した星雲状の星空の演出など)や、バリアフリー化がされました。照明の色は、それまでの白1色から光の三原色(赤、青、緑)にすることによって40種類のイルミネーション演出が可能となっています。2010年4月28日19時00分に式典が開催され、リニューアルオープンしています。















・神戸ポートタワー
 住所:兵庫県神戸市中央区波止場町5-5
 電話:078-391-6751
 営業時間:9:00〜19:00
 定休日:無
 料金:大人700円、小人300円
 アクセス:JR、元町駅より徒歩約15分