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更新日:
2021年4月26日
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◎氷室神社(2021年4月11日)
氷室神社(ひむろじんじゃ)は、奈良県奈良市にある神社です。710年(和銅3年)7月22日、元明天皇の勅命により、吉城川上流の春日山にある月日磐(つきひいわ)に氷神を奉祀したのが始まりだそうです。
奈良時代、冬に結氷させた氷を春日山の奥に作った氷室に貯蔵していました。711年(和銅4年)6月1日に初めて献氷の勅祭が行われ、それ以降、毎年4月1日より9月30日まで平城京に氷を納めていました。
70年ほど、この制度は継続していましたが、平安京に遷都した後は廃止されました。清和天皇の時代、貞観2年(860年)2月1日に現在地に奉遷され、氷の作り方を教えた闘鶏稲置大山主命(つげいなぎおおやまぬしのみこと)、天皇に氷を始めて献上した額田大仲彦命(ぬかたのおおなかつひこのみこと)、氷を献上された大鷦鷯命(おほさざきのみこと)の左右2神を併せて三座となりました。社殿が建立されたのは1217年(建保5年)とされており、現社殿は江戸時代の造営といわれています。
製氷業者や氷にまつわる仕事をしている方の信仰が篤く、毎年5月1日には献氷祭が催されています。その際、神前には鯉や鯛を封じ込めた高さ1mの氷柱が奉納されます。




・氷室神社
住所:奈良県奈良市春日野町1-4
電話:0742-23-7297
営業時間:6:30〜17:30
定休日:無
料金:無
駐車場:有
アクセス:JR、奈良駅から奈良交通バス、市内循環外回り、「氷室神社・国立博物館前」下車すぐ
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