新薬師寺

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更新日:
 2019年4月26日



◎新薬師寺(2019年4月11日)
 新薬師寺(しんやくしじ)は、奈良県奈良市高畑町にある華厳宗の寺院で、山号は日輪山です。天平19年(747年)に、聖武天皇の病気平癒を祈って光明皇后により創建されました。
 新薬師寺の金堂は桁行9間という大きな仏殿で、堂内には善名称吉祥王如来、宝月智厳光音自在王如来、金色宝光妙行成就如来、無憂最勝吉祥如来、法海雷音如来、法海勝慧遊戯神通如来、薬師瑠璃光如来の七仏薬師像、七躰の如来像それぞれに脇侍の菩薩像が二躰ずつ、さらに十二神将像が祀られていたそうです。金堂と堂内に祀られていた仏像は平安時代、応和2年(962年)の暴風によって倒壊し、現存していません。当時の金堂は、現在の本堂の西南150mほど、現在の奈良教育大学内にあったことが発掘調査で確認されており、創建当時は非常に大きな寺院だったことが分かっています。
 本堂は正面7間、側面5間、入母屋造、天平時代の建築です。内部は、天井をはらず化粧屋根裏を見せた簡素な造りで、床は瓦敷で、内陣の中央には白漆喰で円形の須弥壇が設けられ、壇上に本尊である薬師如来坐像(木造、国宝)と十二神将立像(塑像、国宝)が安置されています。薬師如来坐像は奈良時代後期から平安時代初期の作とされています。一方、十二神将立像はもとは高円山麓にあった岩淵寺から移したものとされています。
 鎌倉時代に東門、南門、鐘楼、地蔵堂が建立され、現在の新薬師寺の形になりました。これらの建物は、全て重要文化財に指定されています。







・新薬師寺
 住所:奈良県奈良市高畑1352
 電話:0742-22-3736
 営業時間:9:00〜17:00
 定休日:無
 料金:600円
 駐車場:有
 アクセス:JR、奈良駅から市内循環バス10分、「破石町」下車、徒歩約10分