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更新日:
2019年4月26日
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◎手力雄神社(たぢからおじんじゃ)(2019年4月11日)
手力雄神社(たぢからおじんじゃ)は、奈良県奈良市橋本町の三条通りに面する位置にある「奈良縣里程元標」、「御高札場」というかつて存在した立て札などを復元したものの右側にある「石段」を登った先にある神社です。春日大社の境外末社です。
御祭神は、天照大御神(あまてらすのおおみかみ)が岩戸隠れの際、岩戸の脇に控えて、天照大御神が岩戸から顔をのぞかせた時、天照大御神を引きずり出したという天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)という神様です。
「里程元標」とは、明治時代に全国の道路の距離や状況を把握するために設置されたものです。各府県の本庁所在地の交通起点となる場所に設置されたようです。1888年(明治21年)7月に橋本町に置かれ、大阪、三重、京都への距離などが記されていました。復元された里程元標は桧製で、高さは3mにも及びます。
また、「高札」とは、法令を民衆に迅速に周知徹底させるために建てられたものです。奈良時代末期に始まり、江戸時代には全盛を極めました。奈良町の中心であった橋本町に「御高札場」が建てられ、明治初期まで賑わっていたようです。高札には「奈良公園をすみかとせし鹿に申し渡す」というものがありますので、復元する際、洒落を利かせて作ったものでしょう。
1895年(明治28年)6月、三条通の拡幅時に、奥行き1間6分が切り縮められ、道路に編入されました。さらに1895年(明治28年)8月、石壇整備などが行われ、社殿も少し移転したようです。



・手力雄神社(たぢからおじんじゃ)
住所:奈良県奈良市橋本町39
電話:
営業時間:
定休日:無
料金:無
駐車場:無
アクセス:JR、奈良駅から徒歩約15分
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