采女神社(うねめじんじゃ)

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更新日:
 2019年4月26日



◎采女神社(うねめじんじゃ)(2019年4月11日)
 采女神社(うねめじんじゃ)は、奈良県奈良市樽井町、猿沢池の西北の畔にある神社です。春日大社の境外末社です。「采女(うねめ)」とは、天皇や皇后に近侍して食事などの世話をおこなう女官のことです。
 平安時代、10世紀頃に成立した歌物語集である「大和物語」によると、奈良に都があった頃、ある帝が一人の采女を寵愛したそうです。しかし時が経ち、やがて采女は顧みられなくなってしまったそうです。帝の愛を失った采女はそれを悲観して、猿沢の池のほとりの柳に衣を掛けて、そのまま入水してしまったそうです。そこで、この采女の霊を慰めるために建てられたのが采女神社の社だそうです。しかし采女の霊は、自分が身を投げた池を見るのは忍びないとして、一夜のうちに社殿を反対向き(西向き、池を背にする形)にしてしまったそうです。
 この采女の伝説は今でも語り継がれており、毎年、中秋の名月の日には猿沢池に舟を浮かべ、雅楽を奏でる采女祭が執りおこなわれています。



 猿沢池側に鳥居があります。しかし、鳥居の中にある本殿は背を向けています。

・采女神社(うねめじんじゃ)
 住所:奈良県奈良市樽井町
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、奈良駅より徒歩約15分