瑜伽神社(ゆうがじんじゃ)

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更新日:
 2019年4月26日



◎瑜伽神社(ゆうがじんじゃ)(2019年4月11日)
 「瑜伽神社(ゆうがじんじゃ)」は奈良県奈良市高畑町の瑜伽山に鎮座する神社です。かつては飛鳥の神奈備(現在の奈良県高市郡明日香村)にある飛鳥京の鎮守として祀られていましたが、平城遷都とともにこの地に遷したそうです。このため、この山は「平城(なら)の飛鳥山」と呼ばれるようになったそうです。ちなみに「神奈備」とは、「神のいます辺という意味」だそうです。
 元は元興寺禅定院の鬼門鎮守の社で、神社名は飛鳥古京の本宮に対して「今宮」と称していたそうです。平安期になり、藤原氏の権勢が盛んになるにつれ、その氏寺である興福寺大乗院が、この山麓に遷された際、その鎮守社として幣物を奉って篤く崇敬され、社の名も、その宗論の「瑜伽(ゆうが)」となったそうです。「瑜伽」とは仏教用語で、「結びつくこと」、「結びつけること」の意味で、相合、成、摂、成就、精勤修行などと漢訳されるそうです。ここから、感覚器官が自らに結びつくことによって心を制御する精神集中法や、自己を絶対者に結びつけることによって瞑想的合一をはかる修行法が発生したそうです。呼吸と精神の合一をはかる心身の健康法としての「ヨーガ(ヨガ)」は「瑜伽」に由来するそうです。
 現在の御祭神は本殿が宇伽之御魂大神(うがのみたまのおおかみ)、摂社(飛鳥神並社)は瑜伽大神和魂(ゆうがおおかみのみぎみたま)です。宇迦之御魂大神は食べ物を司る神として産業全般を御守りするそうです。
 奈良ホテルの東側、国道169号線を入った小径に一の鳥居があります。一の鳥居の左手に社務所、手水舎、神符所があり、その先に長い石段があります。











 石段を登っていくと途中に飛鳥神並社(あすかのかんなびしゃ)が鎮座しています。



 さらに石段の上に拝殿があります。





 本殿は、この奥にありますが、ここまでしか立ち入ることが出来ません。



 拝殿前に二基並んだ祠は、左が猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)で、右が久恵比古社(くえひこしゃ)です。



 上記の2社の向かい側、山の斜面下に一言稲荷社があります。



 石段を眺めるとかんな感じです。



・瑜伽神社(ゆうがじんじゃ)
 住所:奈良県奈良市高畑町1059
 電話:0742-22-6766
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、奈良駅より奈良交通バス、奈良ホテルで下車、徒歩約2分