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更新日:
2016年11月26日
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◎岡山城(2016年11月11日)
岡山城(おかやまじょう)は、備前国御野郡岡山(現、岡山県岡山市北区)にあった城です。戦国時代の大名、豊臣秀吉の家臣で豊臣五大老の一人、宇喜多秀家が築城した城です。豊臣秀吉の指導を受けて築城し、8年の歳月を費やして建造され、1597年(慶長2年)に完成しました。城は西向きであったため、宇喜多秀家は背後から敵に侵入されるのを防ぐため、近くを流れる旭川を城の東背後を流れるように工事を行い、天然の外堀に活用しました。
珍しい不等辺五角形をした三層六階建ての天守閣の壁に黒漆塗りの下見板を取り付け、太陽光に照らされるとカラスの濡れ羽色に良く似ていたことから「烏城(うじょう)」と呼ばれるようになりました。最上階からは眼下に旭川を望み、岡山後楽園と市街地を360度見渡すことができます。
1869年(明治2年)、岡山城は維新政府によって国の所有となりましたが、全ての建物を維持することができず、御殿、櫓、門の大半が取り壊されました。堀は内堀の一部を除いてほとんど埋められました。1882年(明治15年)以降、残っていたものは天守閣、月見櫓、西の丸西手櫓、石山門の4棟だけでした。これらは1931年(昭和6年)と1933年(昭和8年)に国宝に指定されましたが、築城当時の天守閣と石山門は太平洋戦争中の1945年(昭和20年)6月29日に空襲を受け、焼失しました。
現在の天守閣は1966年(昭和41年)11月3日、市民の要望で作られた鉄筋コンクリート造りですが、外観は以前の形状に再現されています。現存する月見櫓、西之丸西手櫓は国の重要文化財に指定され、「岡山城跡」として史跡にも指定されています。




・月見櫓(重要文化財)

・岡山城
住所:岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
電話:086-225-2096
営業時間:9:00〜17:30
定休日:12月29日〜31日
アクセス:JR、岡山駅から路面電車、東山行き約5分、「城下」下車、徒歩約10分
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