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更新日:
2019年4月26日
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◎三翁神社(さんのうじんじゃ)(2019年4月11日)
「三翁神社(さんのうじんじゃ)」は広島県廿日市市宮島町(厳島)に鎮座する嚴島神社の摂社です。創建年代などは不詳ですが、1176年(安元2年)の「伊都岐島千僧供養日記」に比叡社として記載されていることから、平安時代末期には既に創建していたものと考えられています。一説では、平清盛(1118年2月17日〜1181年3月27日)が近江(滋賀県)の日吉大社から「山王神(さんのうかみ)」を勧請して創建されたそうです。1241年(仁治2年)の「伊都岐島神官等申状」には「山王社一宇、一間二面」、「山王拝殿一宇、五間二面桧皮葺、同釘貫三十二間、同鳥居一基」と記されているそうです。1240年頃には、「山王社」として祀られていたようです。
創建当初は現在のような規模ではなく、もう少し小さい社殿だったそうです。境内入口に立つ鳥居は青銅製です。大阪の細工職人、錺屋吉兵衛(かざりやきちべえ)が造立した鳥居です。現在の三翁神社の拝殿の奥には3つの本殿が連なっています。これは、時代を経る過程で宮島中の祭神が合祀され、現在のような形になったそうです。
なお、三翁神社が嚴島神社の摂社とされたのは1878年(明治11年)のことです。さらに1910年(明治43年)3月に島内字浜之町の水天宮神社を合祀しています。


・三翁神社(さんのうじんじゃ)
住所:広島県廿日市市宮島町
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