豊国神社(ほうこくじんじゃ)

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更新日:
 2019年4月26日



◎豊国神社(ほうこくじんじゃ)(千畳閣:せんじょうかく)(2019年4月11日)
 「豊国神社(ほうこくじんじゃ)」は厳島にある神社です。豊臣秀吉が、戦で亡くなった人々を供養するため月に一度、千部経を読誦(どくじゅ:声を出して経文(きょうもん)を読むこと。読経(どきょう)。)するために1587年(天正15年)に発願し、安国寺恵瓊(あんこくじえけい)に命じて建立させた本瓦葺き入母屋造りの大経堂です。
 「千部経」とは、1000人の僧が同じお経を読み、供養することです。1000人の僧が入る経堂ということで非常に大きく、工事には相当な年月がかかります。その結果、工事中であった1598年(慶長3年)8月18日、秀吉はこの世を去りました。このため、天井の板張りや建造物の外構など、完成することなく工事が止まってしまいました。
 それでも島内では最も大きな木造建築物で、畳857枚分の広さがあることから「千畳閣(せんじょうかく)」と呼ばれてきました。江戸時代には、大経堂は交流や納涼の場として、宮島の人々に利用されていたようです。柱には、当時訪れたとされる歌舞伎役者一行の名や、川柳も刻まれています。
 1868年(明治元年)に出された神仏分離令によって、大経堂にあった本尊、釈迦如来像は大願寺に遷されました。そして1872年(明治5年)に秀吉の霊神を祀り、豊国神社と改称されました。





・豊国神社(ほうこくじんじゃ)(千畳閣:せんじょうかく)
 住所:広島県廿日市市宮島町1-1
 電話:0829-44-2020
 営業時間:8:30〜16:30
 定休日:無