白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)

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更新日:
 2019年4月26日



◎白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)(2019年4月11日)
 「白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)」の創建年代は不明だそうですが、加賀国(石川県)にある白山神社の分霊を移し、白山比盗_(しらやまひめのみこと、別名、菊理媛命(きくりひめのみこと))と大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命(おおくにぬしのみこと)の別名))を祭っている神社です。
 一説には、清和天皇の時代、貞観18年(876年)に勧請され、元慶8年(884年)に社殿が建立されたそうです。その後、応安年代(1368年〜1375年)に社殿の一切を焼失したそうですが、後小松天皇の時代、喜慶2年(1389年)に再建されたそうです。その後、天正年間(1573年〜1593年)には毛利輝元から神田が寄進され、慶長年間(1596年〜1615年)には吉川廣家、雲州富田の庄から現在地に移封され、封内の鎮守と仰がれ、吉川家歴世の産土神(うぶすながみ)として崇敬されたそうです。
 社前の石鳥居は元禄7年(1694年)に四代、岩国藩主の吉川広紀(きっかわひろのり)が寄進したもので、石柱に宇都宮沢遯菴(うつのみやとんちん、漢学者)の碑文があります。享保年間(1716年〜1736年)には社殿が造営され、享保13年(1728年)には神社林として城山の一部が奉納されたそうです。
 当時の社殿は壮麗豪華にして工作の妙を極めており、拝殿、櫻門は壮麗で関西の東照宮と云い伝えられていたそうです。しかし、明治23年(1890年)10月23日に火災があり、神殿、拝殿、回廊、櫻門等の建造物がことごとく灰燼に帰してしまったそうです。その後、明治31年(1898年)2月に再建されました。
 しかし、2004年(平成16年)5月13日、火災が起き、明治期の拝殿が焼失してしまいました。2005年(平成17年)12月に再建され、美しい姿がよみがえりました。従って、拝殿は平成の建造物ですが、神殿、回廊、櫻門などは明治期の建物です。





















・白山比盗_社(しらやまひめじんじゃ)
 住所:山口県岩国市横山2-8-10
 電話:0827-41-0600
 アクセス:JR、岩国駅からバスで約20分