メニュー
TOPページ
観光地
地域情報
日本のホテル
日本のニュース
日本について
美味しいもの
海外事情
海外のホテル
食品の話
雑学
用語辞典
リンク
更新日:
2019年4月26日
|
◎小便小僧像(2019年4月11日)
「祖谷渓(いやだに、いやけい)」は、徳島県の三好市の祖谷川による深いV字谷の続く渓谷です。祖谷谷(いやだに)、祖谷渓谷(いやけいこく)とも呼ばれます。祖谷渓は吉野川支流の祖谷川にあり、全長は10kmにも及びます。高さ数十〜100mの高低差があり、降水量も多いため、樹木が生い茂り、隔絶された深山幽谷の景観があります。
祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道(県道32号線)の開設工事で残った岩が多数、突き出ています。小便小僧像は街道中、一番の難所といわれる七曲(ななまがり)という場所で、断崖に突き出した岩の上に立っています。1968年に徳島県の彫刻家、河崎良行氏が制作したものです。
かつて、祖谷街道を舗装する工事の作業員や、そこを通る旅人たちが、度胸試しの為に崖の上にせり出している岩の上に乗ったり、飛び跳ねたり、おしっこをしたそうです。この「小便小僧像」はそんな逸話を元に作られたそうです。
ぐねぐねと曲がりくねった祖谷街道(県道32号線)を北から南に走っていると、直角に曲がる大きなカーブに「祖谷渓小便小僧」という案内があるのですが、車を停める場所はありません。たくさんの人がいるので、間違いなく、この場所だと思うのですが、車を停められません。仕方なく、そのまま350mほど走ると、右手にホテル祖谷温泉があり、その前の道路が少し広くなっており、皆さん、ここに車を停めて歩いていくようでした。
小便小僧像から谷底までは約200mあるそうです。小便小僧像には放尿の設備はなく、ただ立っているだけです。渓谷を覗くと、青く美しい祖谷川を見ることができます。歩いて来てまで見る価値があるかは分かりませんが、せっかく祖谷街道(県道32号線)を走るのであれば、見るしかありません。







・小便小僧像
住所:徳島県三好市池田町松尾
|