トリーデなると(撫養城(むやじょう))

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更新日:
 2017年4月26日



◎トリーデなると(撫養城(むやじょう))(2017年4月13日)
 「トリーデなると」は鳴門市撫養町(むやちょう)にある鳴門市の施設です。もともとは、徳島市出身の人類学者、鳥居龍蔵の業績を顕彰するため「鳥居龍蔵記念博物館」として1965年(昭和40年)3月に完成した施設です。鳴門市撫養町の妙見山公園山頂、撫養城(むやじょう)の本丸跡に3層の天守閣様式、鉄筋コンクリート4階建て、本館の延面積449.86平方メートル(136.07坪)、高さ17.5メートルで建築されました。内部は4階で、1階が事務室、整理室、研究室、資料室など、2階と3階が展示室、屋階が展望室となっていました。
 撫養城の築城年代は不明ですが、大永3年(1523年)には存在したようです。古くは小笠原氏の居城でしたが、天正10年(1582年)長宗我部元親によって攻略され、真下飛騨守が城番として置かれていました。しかし、天正13年(1585年)に豊臣秀吉による四国平定によって阿波一国は蜂須賀家政の領するところとなり、阿波9城の1つとして益田内膳正忠に守らせていました。しかし江戸時代になり、一国一城令が発布されると、寛永15年(1638年)に廃城となりました。当時の撫養城には天守閣はなかったようです。
 その後、施設の老朽化に伴い、2007年(平成19年)に「鳥居龍蔵記念博物館」の移転が決定すると、2010年(平成22年)3月31日に閉館しました。「鳥居龍蔵記念博物館」は、徳島市八万町の徳島県文化の森総合公園に移転され、2010年(平成22年)11月3日に開館しています。
 旧、鳥居龍蔵記念博物館は、その後、耐震工事が行われ、2016年(平成28年)3月に「トリーデなると」としてリニューアルオープンしました。施設の愛称「トリーデなると」は、旧称だった「鳥居」と「地域や住民の砦(とりで)」になってほしいとの思いが込められているそうです。
 「トリーデなると」は防災拠点として非常食や簡易トイレなどが備蓄されているほか、市民ギャラリーや会議室として貸出しされています。









・トリーデなると(撫養城(むやじょう))
 住所:徳島県鳴門市撫養町林崎北殿町149
 電話:088-684-1120
 営業時間:9:00〜16:00
 定休日:月曜日〜金曜日、年末年始
 料金:無