琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)

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更新日:
 2019年4月26日



◎琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)(2017年11月5日)
 「琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)」は、香川県観音寺市の琴弾山(標高約70m、三角点は標高58.3m地点にある)の最も高い山頂にある神社です。瀬戸内海国立公園の中の琴弾公園にあり、銭形砂絵(ぜにがたすなえ)で有名な有明浜のすぐ近くです。
 伝承では703年(大宝3年)3月、琴弾山で日証上人が修行していると彼方の空が鳴動し、琴を弾く翁を乗せた船が漂着したそうです。その翁は「我は八幡大菩薩なり、都の近くで朝家(朝廷と国)を守護しようと宇佐より来たが、この地の風光があまりにも素晴らしいので去りがたい」と言って消えたそうです。日証上人は、このお告げを感得し、里人とともにその船を神舟とし、琴とともに山頂に運び祀ったのが始まりだそうです。琴を弾く翁がきっかけなので「琴弾」という名前になったようです。
 807年(大同2年)、四国を行脚中の空海が参拝し、琴弾八幡の本地仏である阿弥陀如来を描いて安置し、神仏習合の神社となりました。
 中世には源氏の崇敬を受けました。源頼義は前九年の役の前に使いを立てて願文を納めました。その子の源義家は社殿を造営し、神馬を奉納しました。源義経は屋島の戦いの後、戦勝のしるしとして馬と鳥居を奉納し、源頼朝は平家追討を祈願して1千貫文の土地を寄進しました。
 明治の神仏分離によって、本地、阿弥陀如来画像(絹本著色琴弾八幡本地仏像)は観音寺境内の西金堂に移され、琴弾神社と改名されました。さらに太平洋戦争後、琴弾八幡宮と復称されました。
 琴弾公園入口の大鳥居をくぐると、麓に随心門があります。ここから381段の石段を上がると本殿があります。途中には源義経が奉納したと伝えられる木の鳥居や、「遍路道の父」とも言われている真念の道しるべが残っています。

・一の鳥居





・手水舎





・二の鳥居(石の鳥居)
 1653年(承応2年)に丸亀城主、山崎虎之助治頼によって寄進されました。柱の高さは7.2mです。







・随身門





・青銅鳥居



・拝殿







・本殿





・琴弾八幡宮(ことひきはちまんぐう)
 住所:香川県観音寺市八幡町1-1-1
 電話:0875-25-3828
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:有
 アクセス:高松自動車道、大野原ICから車で約12分