宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)

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更新日:
 2017年11月26日



◎宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)(2017年11月5日)
 「宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)」は、香川県綾歌郡宇多津町にある神社です。社伝によると、紀元前に創建されたという歴史がある神社です。
 第12代、景行天皇の皇子、日本武尊の子、武殻王(たけかいこおう)が阿野郡に封ぜられて下向されたそうです。ある日、武殻王が瀬戸内海海岸を船で御巡視した際、暴風雨に遭遇し、武殻王は驚いて宇夫志奈神に祈念すると、どこからともなく一羽の烏が船の前にあらわれたそうです。そこで水夫に命じて、烏の飛び行く方向に船をこがせた所、泊島(現、丸亀市塩飽本島泊)に漂着し、難を逃れたそうです。そこで武殻王は一層、大神を篤く崇められ、小烏大神と称えられました。このため地元では「宇夫階神社」は、「小烏(こがらす)さん」との別称で呼ばれているそうです。
 779年(宝亀10年)に第49代、光仁天皇によって社殿が再興されたそうです。806年(大同元年)10月には津之郷の長者、末包和直に「汝わが祭祀を司りて国の守護神と仰ぐべし」との託宣があったそうです。末包和直は当時の国守に上申し、神主となり、祭祀を行ったそうです。翌807年(大同2年)には、社殿から光明が射すことが度々あり、勅命によって現在の位置に遷座し、社殿が造営されました。
 その後、1568年(永禄11年)に地震によって社殿が損壊しましたが、当時、讃岐を支配した生駒氏によって再興されました。
 1972年(昭和47年)7月30日の夜、木造檜皮葺檜造りの拝殿屋根より出火し、拝殿、幣殿、本殿の三棟が全焼しました。社殿復興の際、伊勢神宮の外宮、第一別宮、多賀宮の旧正殿を領賜、復元され、この時、豊受皇大神が合祀されました。このため本殿は、国の登録有形文化財になっています。

・一の鳥居





・二の鳥居









・三の鳥居





 正面の鳥居が宇夫階神社で、右手は塩竃神社の鳥居です。



・拝殿





・塩竃神社













・宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)
 住所:香川県綾歌郡宇多津町1644
 電話:0877-49-0805
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:有
 アクセス:JR、宇多津駅から徒歩約12分