伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)

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更新日:
 2020年11月25日



◎伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)(2017年11月5日)
 伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)は、愛媛県松山市の西部、道後温泉近くの道後山の東南端に鎮座するにある神社です。創建の詳細は不明だそうですが、清和天皇(858年〜876年)の御代に奈良、大安寺の僧、行教が伊予の国司に請い、道後に八社八幡宮を建立した中の一社で、仲哀天皇と神功皇后が道後温泉に来湯した際の行宮跡に創建されたとされています。
 平安時代中期に編纂された律令の施行細則である「延喜式(927年(延長5年)に完成)」の「神名帳」には「伊予国温泉郡 伊佐尓波神社」と記載され、式内社に列しているそうです。昔は「湯月八幡宮」とも、また「道後八幡」とも呼ばれたそうです。
 当初は道後公園山麓に御鎮座していたと推定され、建武年間(14紀前半)頃、伊予国守護、河野氏が湯月城築城に際して今の地に遷したとされています。河野氏から崇敬されたほか、道後七郡(野間、風速、和気、温泉、久米、伊予、浮穴)の総守護とされたそうです。
 その後、松山藩の藩主となった加藤嘉明が松山城の固めとして八社八幡を定めた時、一番社として「湯月八幡宮」と呼び、武運長久の祈願所と定め、久米郡井合の土地、百石を神社の社領として寄進しました。
 1661年(寛文2年)、弓の名手といわれた三代藩主、松平定長は、将軍家より江戸城内において弓の競射を命じられた際、湯月八幡宮へ必中祈願をしたそうです。松平定長は将軍家の御前で弓を無事に射ることができ、祈願成就の御礼として1664年(寛文4年)6月に新社殿の造替に着手しました。
 大工697人、延べ人数69,017人を要し、1667年(寛文7年)5月15日、新社殿が完成しました。松平家より代参として家老、竹内家が参拝し、華やかに遷宮式が挙行されたそうです。現存する新社殿は石清水八幡宮を模したとされています。1956年(昭和31年)6月に本殿が国の重要文化財に指定され、1967年(昭和42年)6月に全体が追加指定を受けました。















・伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
 住所:愛媛県松山市桜谷町173
 電話:089-947-7447
 営業時間:9時〜18時
 定休日:
 料金:
 駐車場:有(57台、1時間無料)
 アクセス:伊予鉄道、道後温泉駅から徒歩約5分