伊豫稲荷神社

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更新日:
 2018年2月3日



◎伊豫稲荷神社(2018年2月3日)
 伊豫稲荷神社(いよいなりじんじゃ)は、愛媛県伊予市にある神社です。伊予ICすぐそばにある稲荷口交差点を東に入ると、大きな赤い鳥居が見えます。近代社格では県社で、神紋は三つ火焔玉です。新四国曼荼羅霊場第四十九番札所、伊予七福神の恵比寿神とされています。市指定天然記念物の藤棚があります。
 平安時代の弘仁年間(810〜823年)に伊豫国司が、京都、山城国伏見稲荷大社の御分霊を勧請して創建したのが始まりと伝えられているそうです。御祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、邇々芸命(ににぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、菊理比売命(くくりひめのみこと)、大宮能売命(おおみやのめのみこと)です。
 仁平3年(1153年)、朝廷より山城国稲荷社の荘園として認可を得て、氏子地域は「山崎の荘(やまさきのしょう)」と称されたそうです。河野通有は、弘安の役での軍攻に対して朝廷より賜った「山崎の庄(やまさきのしょう)」を守護神大三島宮(今の大山祗神社)に寄進しました。それ以来、河野一族の篤い崇敬があったそうです。
 江戸時代の寛永年間(1624〜1643年)には、領主、新谷藩および本家の大洲藩の祈願所となり、年初、大祭、祈雨祭などに代参を迎えたそうです。
 正保4年(1647年)頃、神仏習合の谷上山宝珠院の末院12僧坊が参道に立ち並んでいたが、唯一神道を主張する星右京太夫によって社僧が追われ、僧坊は廃されたそうです。
 享保2年(1717年)、朝廷より正一位の御神威を賜りました。
 明治4年(1872年)に郷社になり、昭和8年(1933年)、県社に昇格しました。昭和45年(1970年)には、楼門が県の指定文化財に指定されました。
 昭和末期より四国曼茶羅霊場49番札所となり、平成初期より伊豫七福神1番札所として登録されるようになりました。
 境内社として、神門を入って右側に新田社が、本殿の南側に海津見神社があります。海津神社の南側には相殿として恵比須神社・庚申社があります。御祭神は恵比須様で、伊予七福神まいりの恵比寿神とされ、伊予七福神霊場の一つとされています。
 伊豫稲荷神社は衣食住の神として信仰されており、家内安全、安産、商売繁盛などにご利益があるといわれています。
 現在の建物は江戸時代初期、寛文2年(1662年)に造られました。楼門は文化財に指定されています。楼門の先には狛犬ではなく狛狐が出迎えてくれます。本堂の側には耳を伏せ、尻尾をしまい込んでいる狛狐が居ます。本堂に祀られている狐の尻尾を恐れていると伝えられています。珍しい狛狐に会いにお出かけしてみてはいかがでしょうか。











  



  

・伊豫稲荷神社
 住所:愛媛県伊予市稲荷1230
 電話: 089-982-1060
 駐車場:有(社務所前に2台程度、その先に進み、左折し下り約20m先、右側の更地に約15台)
 アクセス: