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更新日:
2017年11月25日
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◎三皇神社(さんこうじんじゃ)(2017年11月5日)
「三皇神社(さんこうじんじゃ)」は、愛媛県四国中央市妻鳥町(めんどりまち)にある神社です。現在、神社の周りは市街地化していますが、かつてここには南北に細長く延びた森があったそうです。森が細長かったことから、「棹(さお)の森(「佐遠の森」とも)」と呼ばれていたそうです。「三皇神社」は、その南北に細長く続いていたという「棹の森」に鎮座していて、別名「佐遠之宮(棹の宮)(さおのみや)」と呼ばれ、古くからこの地の氏神として人々の信仰を集めているそうです。
1894年(明治27年)に宮脇通赫が記した「伊予温故録(いよおんころく)」という本には、景行天皇の皇子、日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑紫の熊襲を平定の途次、各地の賊首を征討の際に、この森に仮泊されたと伝えられているそうです。そして日本武尊が熊保野(のぼの)で崩御された時、神霊が白鳥と化して天くだり、此の森に留まったことから、その遺跡に社殿を建立し、佐遠の森の皇太神と称えて崇敬奉ったそうです。古事記には「即ち其の陵を白鳥の陵とぞいふ、然れども亦其の地より更に、天くだりて飛び行きましぬ」とあるそうです。
その後、平安時代初期の貞観元年(859年)4月10日に京都の平野大明神を勧請し、日本武尊を合祀し、三皇四社大明神と称して、山口郷の総鎮守、氏神として奉斎したそうです。
神社の境内には、樹齢800年を超える御神木の大楠があります。樹高30m、目通り幹囲7.6mとされ、「大日本老樹銘木誌」に「三皇神社のクスノキ」として名が載っているそうです。
また、境内にある若宮神社には、神主に忠誠を尽くすお使い狸が棲んでいたという言い伝えがあるそうです。
社殿は2003年(平成15年)に改築され、手水舎は2019年(令和元年)に改築されています。ちなみに社務所は2007年(平成19年)に建てられたそうです。















・若宮神社
貞観元年(859年)4月10日に三皇神社が勧請された際、境内社若宮神社も勧請されたそうです。
また、俗に「棹の宮のおさんさん」と称するお使い狸が住んでいて、神主に忠誠を尽くしていたと言われているそうです。




・三皇神社(さんこうじんじゃ)
住所:愛媛県四国中央市妻鳥町606
電話:0896-56-3897
営業時間:
定休日:
料金:
駐車場:有
アクセス:JR、川之江駅から約3km
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