最御崎寺(ほつみさきじ)

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更新日:
 2020年11月25日



◎最御崎寺(ほつみさきじ)(2017年11月5日)
 「最御崎寺(ほつみさきじ)」は、高知県室戸市室戸岬町にある真言宗豊山派の寺院です。室戸岬の頂上にある最御崎寺は、「東寺」の愛称で知られ、寺域は45万9845平方メートルです。807年(大同2年)、唐から帰朝した弘法大師は、この地を訪れ、嵯峨天皇の勅願を受けて伽藍を建立しました。
 嵯峨天皇の御代に、勅命によって国家を守り衆生の利益を願う勅願所となりました。弘法大師自らが斧をとり、一削三礼の秘技をもって製作したといわれる「虚空蔵大菩薩」は秘仏となっています。足利幕府の時代、足利尊氏は1341年(暦応4年)、ここを土佐の安国寺として定め、利生塔(りじょうとう)を置きました。
 近世初期には落雷火災に遭い堂宇を焼失しましたが、江戸時代、元和年間(1615年〜1624年)には土佐藩主、山内忠義の援助によって、僧、最勝が再興しました。堂宇を建立し、七堂伽藍が整備されました。ちなみに明治初年までは女人禁制だったそうです。このため女性は岬からの登山口脇にあった女人堂から拝んでいたそうです。
 明治初年の神仏分離令によって堂宇が荒廃しましたが、1914年(大正3年)に再興されました。境内には明星石やくずら芋など、大師にまつわる旧跡も点在しています。また、叩くと鐘のような音を発し、その響きは冥土まで届くといわれる斑レイ岩の「鐘石」や、土佐藩二代目藩主、山内忠義によって寄進された「鐘楼堂」などがあります。

・お迎え大師





・仁王門











・鐘石(かねいし)
 斑レイ岩で、窪みを小石で叩くと「カーン」、「キーン」という金属のような音を発し、この響きは冥途まで届くと言われています。



・鐘楼堂























・最御崎寺(ほつみさきじ)
 住所:高知県室戸市室戸岬町4058-1
 電話:0887-23-0024
 駐車場:有
 アクセス:高知自動車道、南国ICから車で約2時間