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更新日:
2020年11月25日
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◎御田八幡宮(おんだはちまんぐう)(2017年11月5日)
「御田八幡宮(おんだはちまんぐう)」は、国の文化財である「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている高知県室戸市吉良川町にある神社です。創建年代は不明だそうですが、御田八幡宮の祭行事である「御田祭(おんたまつり)」は源頼朝が鎌倉幕府を開いた当時、天下泰平を祝い、民心の安定と五穀豊穣を祈念して、全国津々浦々の神社で奉納させたと伝えられる古式祭典だそうですので、鎌倉時代よりも以前からあったものと考えられます。
1496年(明応5年)に和食親忠が鳥居を造立したとの記録があるそうです。また、1584年(天正12年)と1585年(天正13年)に橘氏によって社殿および伍所大権現の造立がなされたそうです。古来より吉良川地域の総鎮守として地域の人々に親しまれていたそうです。
「御田祭」は鎌倉時代から続く神事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。1年おき、西暦奇数年の5月3日に行われ、800年以上前の室戸の暮らしを丸1日かけて表現するそうです。拝殿を舞台に田植から収穫までの稲作行事を演じるもので、田楽能、殿(との)とかしゃ、練、女猿楽、三番神、翁、牛、田打、えぶり指し、田植、酒絞り、田刈、小林、魚釣り、地堅め、太刀踊などが演じられます。クライマックスは「酒絞り」で、杜氏婆(とうじばば)が生んだ神の子とする「木偶」を子宝を望む女性たちが奪い合うそうです。子授けのお祭りとして広く知られ、奪い合った後は一人一人が木製の人形を抱いて子授けを願うそうです。








・御田八幡宮(おんだはちまんぐう)
住所:高知県室戸市吉良川町甲
駐車場:有
アクセス:高知自動車道、南国ICから車で約1時間半
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