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更新日:
2020年11月25日
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◎竜宮寺(2017年11月5日)
「龍宮寺(りゅうぐうじ)」は、福岡県福岡市博多区冷泉町にある浄土宗鎮西派の寺院で山号は冷泉山(れいせんざん)です。創建時期は不明だそうですが、元は博多の海辺にあり、潮が満ちると寺内まで潮に浸かってしまうことから浮御堂(うきみどう)と称していたそうです。
鎌倉時代のはじめ、貞王元年(1222年)に漁師の網に147メートルとも伝えられる巨大な人魚がかかったそうです。怪しいものであったことから朝廷に奏上したところ、検分するための勅使として冷泉中納言(れいぜいちゅうなごん)がやってきたそうです。占いの博士、安部大富(あべのおおとみ)に占わせると「国家長久の瑞兆(ずいちょう)」というので人々は大喜びしたそうです。そして冷泉中納言が滞在していた浮御堂の地に手厚く葬ったそうです。さらに「人魚は龍宮の使い」と考え、寺の名を「龍宮寺」と変え、寺の山号を中納言にちなんで「冷泉山」に改めたそうです。
豊臣秀吉の博多町割り(1587年)によって博多七観音(大乗寺観音、妙楽寺観音、龍宮寺観音、聖福寺観音、東長寺観音、観音寺観音、乳峯寺観音)の一つとして昔から多くの人の巡礼の場となっていたそうです。慶長5年(1600年)に姫路より入寺した本誉上人によって現在の地に移転されたそうです。
享保7年(1732年)に火災があり、本堂、庫裏(くり)なども全焼したそうです。現在の本堂と庫裏は1984年(昭和59年)に再建、復興されたものだそうです。

・三宝大荒神堂


・竜宮寺(りゅうぐうじ)
住所:福岡県福岡市博多区冷泉町4-21
電話:092-291-1003
営業時間:8:00〜暗くなる前まで
定休日:無
料金:無
アクセス:地下鉄、祇園駅、2番出口から徒歩約1分
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