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更新日:
2020年11月25日
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◎加藤神社(2019年5月15日)
「加藤神社(かとうじんじゃ)」は、熊本県熊本市にある熊本城内にある神社です。戦国時代の武将、熊本城を築いた加藤清正(かとうきよまさ)を主祭神としています。元々は初代、熊本藩主、加藤清正を祀る「浄池廟(じょうちびょう)」というものだったそうです。この「浄池廟」は元々、本妙寺という寺にあったそうです。しかし、1871年(明治4年)に明治政府が神道を国教化する政策である神仏分離令を発すると、浄池廟の儀式を神道の儀式にて守護するため、熊本城本丸と宇土櫓(うとやぐら)の間に社殿を建て、「錦山神社(にしきやまじんじゃ)」としたそうです。
しかし、1873年(明治6年)に熊本鎮台が置かれ、熊本城内が全て陸軍用地に編入されたため、城外の新堀町(現在の京町一丁目)に遷座しました。その後、1877年(明治10年)に起きた西南の役によって、この地域は交戦の衝路となり、手水鉢以外の建物は全て焼失したそうです。ただし、ご神体は事前に健軍神社に遷していたため、無事だったそうです。翌1878年(明治11年)には、陸軍中佐、乃木希典が西南の役の戦勝報賽の参拝をし、祭文を奏上したそうです。なお、直筆の祭文は神宝として所蔵されているそうです。
1884年(明治17年)に社殿の再建に着手し、1886年(明治19年)に竣工し、遷宮しました。1909年(明治42年)に清正公300年祭を斎行し、社号を錦山神社から加藤神社に改称しました。
1962年(昭和37年)、永年の熊本城内への遷宮の願いが叶い、現在地に遷宮しました。毎年7月の第4日曜日には、熊本の夏の代表的な祭り「清正公(せいしょこ)まつり」が開催されています。



・加藤神社
住所:熊本県熊本市中央区本丸2-1
電話:096-352-7316
駐車場:有
アクセス:JR熊本駅から路面電車に乗車、熊本城市役所前から徒歩約12分
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