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更新日:
2020年11月25日
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◎熊本大神宮(2019年5月15日)
「熊本大神宮(くまもとだいじんぐう)」は熊本城の東側にある神社です。1870年2月3日(明治3年1月3日)に明治天皇の名で大教宣布詔(たいきょうせんぷのみことのり)が発せられました。これは天皇に神格を与え、神道を国教と定めて、日本(大日本帝国)を「祭政一致の国家」とする国家方針を示したものです。これを受けて1876年(明治9年)に神宮教院(後の神道神宮派(神宮教))の熊本本部として伊勢神宮の神璽を迎えて熊本城内に鎮座したのが始まりです。
しかし、1877年(明治10年)2月15日から9月24日まで続いた西南戦争によって熊本城と共に焼失したそうです。そこで有志者の賛助によって1878年(明治11年)、手取本町(現、びぷれす熊日会館及びホテル日航熊本の東側一帯)に神明造の殿舎を建て、大講堂や南北大学寮を建設したそうです。そこで神宮大麻や神宮暦の頒布と共に有親黌と言う学校で青年の教導を行ったそうです。
その後、1888年(明治21年)に鷹匠町(現、下通3丁目付近)に移転したそうです。1899年(明治32年)9月に神宮教が神宮奉斎会へ解組、改称されるに伴って神宮奉斎会熊本本部となり、熊本県下の神宮大麻や神宮暦の頒布を専権したそうです。
そして1926年(大正15年)に現在地に神殿、拝殿、参集所、神部署などを建設し、翌1927年(昭和2年)1月24日に遷座しました。1945年(昭和20年)12月、占領軍の所謂、神道指令によって、国家神道は廃止され、神宮奉齋会も解散したため、翌1946年(昭和21年)6月、宗教法人熊本大神宮として再発足して今日に至っています。




・熊本大神宮
住所:熊本県熊本市中央区本丸3-5
電話:096-352-0422
定休日:無
料金:無
アクセス:JR熊本駅から路面電車に乗車、熊本城市役所前から徒歩約6分
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