七社神社(ななしゃじんじゃ)

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更新日:
 2022年5月25日



◎七社神社(ななしゃじんじゃ)(2022年5月22日)
 「七社神社(ななしゃじんじゃ)」は、東京都北区西ケ原にある神社です。かなり古い時代からあったようですが、以前は佛寶山西光院(ぶっぽうざんさいこういん)、無量寺境内の高台、現在の旧古河庭園内にあり、七所明神社として祀られていたそうです。1793年(寛成5年)の火災によって古文書や、古記録を焼失したため、創建年代などの詳細は分からないそうです。翌1794年(寛成6年)の秋分の日に社殿が再建されたことから、この日を大祭日と定め、現在でも賑やかなお祭りが執り行われています。
 江戸時代の文化・文政期(1804年〜1829年)に編まれた武蔵国の地誌である「新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう、1830年(文政13年)に完成)」には、「西ヶ原村七所明神社、村の鎮守とす 紀伊国高野山四社明神をおうつし祀り、伊勢・春日・八幡の三座を合祀す故に七所明神と号す。末社に天神・稲荷あり云々」と記されているそうです。
 また、江戸時代末期、1834年(天保5年)と1836年(天保7年)に斎藤月岑が7巻20冊で刊行し、観光案内のベストセラーとなった「江戸名所図会」には、見開きの左上に「無量寺 六阿弥陀 第3番目 七社(ななのやしろ)」と描かれています。
 神明宮の社地には樹齢千年以上といわれる杉があったことから、一本杉神明宮と呼ばれていたそうです。七社神社の移転によって、神明宮は七社神社の摂社となり、天祖神社と呼ばれるようになりました。その杉は枯れたため、1911年(明治44年)に地上3〜4mのところまでを残して伐採されてしまいましたが、切り株は現在も残されています。































・願掛 公孫樹(がんかけ いちょう)





















・七社神社
 住所:東京都北区西ケ原2-11-1
 電話:03-3910-1641
 駐車場:有
 アクセス:JR、京浜東北線、上中里駅、王子駅から徒歩約10分