上野東照宮

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更新日:
 2015年1月3日



◎上野東照宮
 上野東照宮(うえのとうしょうぐう)は、東京都台東区上野恩賜公園内にある神社です。旧社格は府社です。正式名称は「東照宮」ですが、他の東照宮との区別のため、鎮座地名をつけて「上野東照宮」と呼ばれています。徳川家康(東照大権現)、徳川吉宗、徳川慶喜を祀っています。
 公式HPによると、1627年(寛永4年)、津藩主、藤堂高虎と天台宗僧侶、天海僧正により、東叡山寛永寺境内に家康公をお祀りする神社として創建されたそうです。1646年(正保3年)に朝廷から宮号を授けられ、「東照宮」となったそうです。
 公式HPには一切、記載がありませんが、ネットでは「1616年2月4日、危篤の家康公の病床に招かれた藤堂高虎と天海僧正が「三人一つ所に末永く魂鎮まるところを作ってほしい」という遺言を受け、藤堂家の屋敷地であった上野に1627年に東照宮を造営した」という話が、まことしやかに語られていますが、全く意味が分かりません。というのは、日光東照宮のいわれとして広く知られている話(家康公の遺言)とは矛盾する内容であり、この説では日光に家康公が祀られたことが遺言ではないことになってしまいます。また、「三人一つ所」ということで上野東照宮は「三所大権現とも呼ばれる」との記載があるのですが、公式HPには、そのような単語自体が見つかりません。「三所大権現」という単語を調べると「熊野」関連は出てきますが、東照宮や上野に関する情報は一切、ありませんでしたので、この説は、誰かが間違って流布した出鱈目であるものと思います。(3人の意味も分かりません)
 公式HPによると、現存する社殿は1651年(慶安4年)に三代将軍、徳川家光公が造営替えをしたものだそうです。金箔をふんだんに使い、大変豪華であったため「金色殿」とも呼ばれていたそうです。戊辰戦争や関東大震災でも焼失せず、第二次世界大戦時にも不発弾を被っただけで社殿の倒壊は免れたため、江戸の面影を現在に残す貴重な文化財となっています。唐門、拝殿、本殿建築は、当時の建築技術が結集した見ごたえのある荘厳なものとなっています。







・上野東照宮
 住所:東京都台東区上野公園9-88
 電話:03-3822-3455
 営業時間:9:00〜16:30
 定休日:無
 料金:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、京成、東京メトロ、上野駅より徒歩5分