ドックヤードガーデン

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更新日:
 2012年10月13日



◎ドックヤードガーデン(2012年10月1日)
 ドックヤードガーデンは横浜市にある横浜ランドマークタワーにある施設の1つです。横浜ランドマークタワーは横浜市のみなとみらい地区にある超高層ビルで、オフィス、ホテルやショッピングモールなどからなる複合施設です。
 この場所は、もともと三菱重工業、横浜造船所があった場所で、移転後に埋め立てによって拡張した土地です。横浜ランドマークタワーは造船所のドック跡地に建設されました。「ドック」とは、海を掘り込んで、新しい船をつくったり点検したりする場所です。ドックヤードガーデンは、日本に現存していた最古の石造りドックヤードであった旧、横浜船渠(後の三菱重工業、横浜造船所)第2号ドックを復元、保存したものです。このドックは1896年に竣工し、1973年に使用を中止するまで70数年間、港湾施設として重要な役割を果たしてきました。
 横浜市は早い段階から第2号ドックの保存活用を計画し、建築史家、村松貞次郎(当時、東京大学教授)ら専門家の意見をもとに保存計画を立て、1993年の横浜ランドマークタワーの開業とともに、ドックヤードガーデンとしてオープンしました。
 工事中の1989年4月には横浜市認定歴史的建造物となり、1997年12月には国から重要文化財の指定を受けました。重要文化財指定の名称は「旧横浜船渠株式会社第二号船渠」です。2007年11月には経済産業省による近代化産業遺産に認定されています。
 昔はドックは3つあったそうで、ドックヤードガーデンとして残っているのは2号ドックです。1号ドックは1985年以来、「日本丸メモリアルパーク」として保存活用されており、現在は「帆船日本丸」が停泊している場所です。3号ドックは埋め立てられており、明確にどこにあったかは分からないそうです。ちなみに1号ドックも2000年12月に「旧横浜船渠株式会社第一号船渠」の名称で国の重要文化財に指定されました。
 ドックヤードガーデンは全長約107メートル、横幅(上端)約29メートル、深さ約10メートルの船型の石壁になっています。1つ1トン以上の重さの石が16,000個も使われています。現在はイベントスペースやオープンテラスとして利用されており、ドックヤードガーデンの周囲はレストラン街となっています。









・ドックヤードガーデン
 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-1
 定休日:無
 駐車場:有
 アクセス:JR、京浜東北・根岸線、桜木町駅より徒歩5分