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更新日:
2012年10月13日
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◎横浜ランドマークタワー(2012年10月1日)
横浜ランドマークタワーは横浜市のみなとみらい地区にある超高層ビルで、オフィス、ホテルやショッピングモールなどからなる複合施設です。このエリアでは横浜市制100周年、横浜港開港130周年を記念して1989年に横浜博覧会(Yokohama Exotic Showcase '89 = YES '89)が開催されました。横浜ランドマークタワーの場所には、桜木町ゲートという入口がありました。桜木町ゲートはJR、桜木町駅と横浜市内初の本格的な動く歩道で結ばれており、現在もこの施設が稼働中です。
横浜ランドマークタワーは横浜博覧会が終了した後、1990年(平成2年)3月20日に着工され、1993年(平成5年)7月16日に開業しました。地下3階、地上70階、塔屋3階のタワー棟と、地下4階、地上5階のプラザ棟からなります。建築面積は23,208m2、延床面積は392,791m2で、東京都豊島区のサンシャインシティ(585,895m2)、愛知県名古屋市中村区のJRセントラルタワーズ(416,565m2)に次ぐ面積です。
当初の計画では、高さ300mの超高層ビルとして計画されていましたが、建設地が東京国際空港の標準出発経路(SID)と重なったため高度制限が発生し、最終的な高さは296.33mとなりました。日本の超高層ビルとしては2014年に開業した大阪市のあべのハルカスに次いで2番目に高く、中部地方以東の東日本では最も高いビルです。構造物としては東京スカイツリー(634m)、東京タワー(332.6m)、あべのハルカス(300.0m)、明石海峡大橋(298.3m)に次ぐ5番目の高さです。
デザインはアメリカの建築家、ヒュー・スタビンス(Hugh Stubbins)が行い、スタビンスの基本設計に基づいて三菱地所が実施設計を行いました。ランドマークタワーは横浜ロイヤルパークホテル、オフィス、ランドマークプラザ(ショッピングモール)、ドックヤードガーデン(広場、レストラン街)、スカイガーデン(展望フロア)などの施設から構成されています。最上階の70階は、ホテルのスカイラウンジと宴会場になっています。
69階の展望フロア「スカイガーデン」(地上273m)まで、地上(3階)から最大分速約750m(時速換算で45km/h、上りと下りは同速度)の直通エレベーター(三菱電機製)で結ばれています。これは、2004年に台北101のエレベーター(最大分速約1,010m、時速換算で60.6km/h)に記録を破られるまでは世界最速で、ギネス世界記録にも掲載されていました。なお、台北101の記録は上りのみであり、下りは現在でも世界最速です。
ビル全体の制振装置として、上層部にコンピューター制御で揺れを抑える巨大な振り子を備えており、ビル自体は4本を柱とした耐震性の高い構造をとっています。また、災害時などに使用するための緊急用のヘリポートも屋上に備えています。
2004年2月には、ランドマークタワーに隣接するクイーンズスクエア横浜の地下に横浜高速鉄道、みなとみらい線のみなとみらい駅が開業しました。

・横浜ランドマークタワー
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-1
定休日:無
駐車場:有
アクセス:JR、京浜東北・根岸線、桜木町駅より徒歩5分
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