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更新日:
2019年4月26日
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◎福智院(ふくちいん)(2019年4月11日)
福智院(ふくちいん)は、奈良県奈良市の観光エリアである「奈良町(ならまち)」のやや東寄り、福智院町にある真言律宗の寺院です。元々は、奈良時代の聖武天皇の治世、聖武天皇の勅願によって736年(天平8年)に僧、玄ムが建立した清水寺だとされています。しかし清水寺は、その後、荒廃していきました。
鎌倉時代、1254年(建長6年)に当初の経蔵を本堂として再興し、「福智院」と改称したそうです。本堂は細部に大仏様が用いられ、本尊の墨書などから1254年(建長6年)に再興されたと考えられています。
本尊は像高が約2.73mの地蔵菩薩坐像で、光背にも千体地蔵があり、台座から光背上部までの高さは6.76mもあります。像内には、墨書で鎌倉時代の1203年(建仁3年)に造られ、1254年(建長6年)に衰微していた清水寺を再興するために遷されたと書かれているそうです。
これ以降、南都における地蔵信仰の中心地の1つとして「地蔵大仏」と呼ばれ、近くの十輪院とともに栄えたそうです。鎌倉時代に建築された本堂と地蔵菩提坐像は国の重要文化財に指定されています。
・山門


・本堂






・福智院(ふくちいん)
住所:奈良県奈良市福智院町46
電話:0742-22-1358
営業時間:9:00〜16:30
定休日:無
料金:500円
駐車場:無
アクセス:JR、奈良駅より天理駅行バス8分、「福智院町」下車、徒歩約3分
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