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更新日:
2021年4月26日
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◎宇奈多理坐高御魂神社(うなたりにいますたかみむすびじんじゃ)(2019年4月11日)
「宇奈多理坐高御魂神社(うなたりにいますたかみむすびじんじゃ)」は奈良県奈良市法華寺町にある神社で、平城宮跡エリアの東端部、奈良時代の庭園を再現した「東院庭園」の北側すぐの森の中にひっそりと鎮座しています。古文書では、宇奈足、菟名足、菟足とも書かれているようです。創建年代など、詳細は分かっていないようですが、「日本書紀(720年(養老4年))」には、持統天皇6年(西暦692年)12月24日の条に「新羅の調を伊勢、住吉、紀伊、大倭、菟名足(宇奈多理)の五社に奉る」とあるそうです。このことから692年以前に建てられていたと考えられるそうです。
この神社の神戸(かんべ)は正倉院文書の730年(天平二年)大和税帳新抄格勅符抄に載っているそうですが、神名は「菟名足」となっているそうです。また、「延喜式神名帳(927年(延長5年))」に「式内社」の「大」として記載され、「月次(つきなみ)、相嘗(あいなめ)、新嘗(にいなめ)の幣に預かる」とあるそうです。古来より、重要な神社としての地位があったようです。
御祭神は、中座に高御魂尊(たかみむすひのみこと)、東座に天太玉命(あめのふとたまのみこと)、西座に思兼命(おもいのかねのみこと)の三柱です。本殿は室町時代初期の建築遺構を残しており、三間社、流造、桧皮葺で国指定の重要文化財になっています。
境内の一帯は、平城宮内の離宮、あるいは皇居であった「楊梅宮(やまもものみや)」址とか春日斎宮の斎院址とかの説もあるそうです。このためか、江戸時代には「楊梅神社(やまももじんじゃ)」と呼ばれていたようです。





・社殿


・宇奈多理坐高御魂神社(うなたりにいますたかみむすびじんじゃ)
住所:奈良県奈良市法華寺町600
定休日:無
料金:無
アクセス:JR、奈良駅から「西大寺駅」行きバスにて「法華寺」バス停下車、徒歩約10分
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