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更新日:
2012年4月26日
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◎秋吉台(あきよしだい)(2012年4月15日)
「秋吉台(あきよしだい)」は、山口県美祢市(みねし)の中部、東部に広がる日本最大のカルスト台地です。北東方向に約16km、北西方向に約6kmの広がりを有し、台地上の総面積は54km2、石灰岩の分布総面積は93km2(沖積面下の潜在部を含む)で、台地面の標高180m〜420mです。厚東川によって東西二つの台地(東台と西台)に分けられ、東側地域が狭義の秋吉台(特別天然記念物、国定公園)です。1955年(昭和30年)に国定公園(秋吉台国定公園)に、1964年(昭和39年)に特別天然記念物に指定されています。
カルスト台地とは、水に溶けやすい石灰岩などが雨水や地下水によって浸食されてできた台地で、秋吉台の地下には巨大な鍾乳洞が多数散在しています。中でも特別天然記念物に指定されている「秋芳洞」は、なんと総延長10kmを超える巨大鍾乳洞です。
「秋吉台」の雄大な景観を作っている石灰石は、およそ3億5千万年前に南方の海でサンゴ礁として誕生したものです。サンゴ礁は時間が経つと石灰岩という岩になります。サンゴ礁が出来ては石灰岩になり、またサンゴ礁になり、ということを繰り返していくことで、石灰岩の層が厚みを増していきます。その石灰岩の層が、海から山へ堆積しながら移動し、さらに地上で雨水が流れ、地中に浸透することによって石灰岩が溶け、今の地形になりました。石灰岩の中にはサンゴ、ウミユリなどの化石があります。



・秋吉台(あきよしだい)
住所:山口県美祢市秋芳町秋吉台山
電話:0837-62-0115
駐車場:有
アクセス:JR、新山口駅から車で約50分
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