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更新日:
2021年6月6日
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◎小天橋(しょうてんきょう)、廻旋橋(かいせんきょう)(2021年5月10日)
「廻旋橋(かいせんきょう)」とは京都府の天橋立と智恩寺(文殊堂)のある陸地をつなぐ橋です。正式な名称は「小天橋(しょうてんきょう)」です。「小天橋」は外海の宮津湾と内海に当たる阿蘇海を遮っているため、阿蘇海に入る船、出る船の邪魔になります。
そこで1923年(大正12年)に工事費2万6000円をかけて手動で回転させる木造の廻旋橋が架けられました。設計は京都大学教授、近藤泰夫氏で、当時は船が通る度に人力で動かして開閉していました。その後、この場所を通過する船舶が多くなり、1960年(昭和35年)5月に現在の電動式の橋に変わりました。橋の全長は36.63m、幅3.50mで可動部分は27メートルです。
船が通るたびに橋が90度旋回するという橋です。跳ね橋のように、船を通すために橋が持ち上がる形態はいくつかあると思いますが、橋桁を軸にして90度旋回し、空いた空間を船が通過していくという橋は少ないようです。当然ですが、船が通った後は元に戻ります。
橋が回転するタイミングは大型船が通行する時ですので不定期です。多い時は1日に50回ほど廻るそうです。また、観光船が通行するため、毎朝9時55分頃には回転する姿が見られるそうです。なお、観光客のために日曜日は11時、12時、13時、14時、15時には回転させてくれます。






・小天橋(しょうてんきょう)(廻旋橋(かいせんきょう))
住所:京都府宮津市文珠
営業時間:通行自由
定休日:無
アクセス:京都丹後鉄道、天橋立駅から徒歩約5分
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